肌の洗いすぎにはご注意

ある日、テレビ番組で化粧品会社の女社長さんの1日が取り上げられていました。

 

その社長さんは50代半ばというのに、お肌はつやつやです。
印象に残る一言は「ファンデーションは使っていません」でした。
どこかのCMみたいです。
そして使っているものは化粧水と日焼け止めのみだそうで、
正直信じられません。

 

その化粧品の中には、美容液に入るような高価で希少な成分が
盛りだくさん贅沢に入っており、その割に良心的なお値段であったため
一躍脚光を浴びたのでした。
それを使っている社長さんのお肌は「私の肌が証明しています」と言わんばかりです。
うらやましい、こんな風に年を重ねていきたい。それが私の理想です。

 

そんな女性の日常は、どんなものかと美容に興味のある私はくぎ付けとなりました。
すると、彼女は朝起きてからまず最初に洗顔をした後、化粧水と日焼け止めをつけ、
食事が終わり散歩をして帰って来てはまた顔を洗って、化粧水と日焼け止めをつけ
少し汗をかくだけで顔を洗っては化粧水と日焼け止めをつけという
1日の中で何度も洗顔を行っていたのです。

 

”そんなに顔を洗うの?”という疑問で頭がいっぱいになりました。
仕事をしており、仕事時間は9時から定時でも18時まであるため
そもそも仕事中にそんな回数洗えません。仕事をさぼることになります。
暇じゃないと無理だと感じましたが、試してみたいもので
休日に彼女の1日を真似する事にしました。

 

洗顔は、肌に負担をかけない様に泡立てネットでホイップみたいに
泡立ててから優しく洗うのが基本です。
ごしごし洗うと、肌に負担をかけて”シミ”の元ができてしまうため
絶対やってはいけません。
しかも直接手が触れないよう泡をなでなでして、その後すぐに
ぬるま湯でさっと流して終わりです。

 

1日5回ほど洗顔→化粧水を繰り返しました。土日の2日間連続で。

 

するとどうしたことでしょう。
日曜の夜、頬が真っ赤になってしまいました。
月曜日に会社に出社すると同僚から「どうしたの?その顔」と言われるくらいに
傍から見てもひどい状態です。
こんな顔を誰にも見せたくありません。恥ずかしい限りです。

 

そして会社から帰って顔を洗おうとすると顔が痛い。
きれいな肌を手に入れようとしているのにもかかわらず、痛々しい肌を手に入れてしまったのです。
かなり困ってしまいました。

 

その状態が数日続きました。いわゆる乾燥性敏感肌になってしまい、
赤ちゃんだったらすぐにきれいになるんでしょうが、
年も年なので肌サイクルが遅く中々治りませんでした。

 

きっとあの社長さんは、それだけじゃない何かをしているんだろうとか、
人によって違うのに単純に真似をするからこうなってしまったのだと非常に反省しました。

 

シミやしわは、刺激によって増える事が知られています。
砂漠化した皮膚を細菌や排気ガスなどの有害物質から守るため
防御としてのメラニン色素が増え、その結果シミやしわが増えるのです。
慢性の乾燥肌は、老化を招きます。

 

私は洗顔で、アンチエイジングどころか老化させていました。
洗顔は、汚れのまじった皮脂膜を落とすうえでは大事な作業ですが
洗顔のやり過ぎはダメだということ気が付きました。
特に年をとると若いころより皮脂の分泌が少ないのだから洗顔の回数を増やしては余計にだめですよね。

 

それにしてもあの社長さんは、なぜ肌トラブルが起きないのか不思議です。