アンチエイジングとシミ・シワ治療

出来てしまったシミ、シワ。鏡を見るたびに憂鬱になりますよね。
その憂鬱な気分が私達をより老けさせてしまう要素の一つとなります。

 

元々白い肌は日本人の美徳の一つでした。しかし1970〜80年代から夏に日焼けすることが健康的でカッコイイという風潮が現れ始め、1990年代から本格的に日焼けブームが到来しました。いわゆるガングロブームです。
黒く焼いた肌に白いアイライン、ミニスカート。流行を追って多くの人が肌を日焼けサロンで焼き、その黒さを競っていました。

 

その後、紫外線の肌への悪影響が謳われ始め、いかに黒いかを競っていた時代は終わりを告げ、今度は一転、白さを競う時代が到来しましたが時すでに遅し。
たとえ日々のスキンケアやメイクでお肌を白く見せることができても、若いうちに紫外線をたっぷりと浴びてしまったお肌は、シミやシワなど、肌トラブルからは逃れられません。

 

しかし、近年では医学の進歩によって簡単にしみやしわを解決することが可能になりました。しみ治療の多くはレーザーを用いたものですが、その他にも短い期間で効果的にしみを治療してくれるお薬も開発されています。シミは消すことができるのです。

 

また、しわ治療についても、様々な治療方法を組み合わせることによって、薄く目立たなくすることが可能になりました。
治療は様々な方法がありますので、まずは信頼できるクリニックを見つけ、医師の協力を得て原因を見極め、最適な治療法を選択し、さらに組み合わせていくことが必要です。

 

このページでは、どのような治療法があるのかをご紹介していきたいと思います。

 

しみ治療について

まずは『しみ治療』です。

 

主流はレーザー治療

シミの治療として近年主流になっているのはレーザー治療でしょう。
レーザーを用いてシミのある部分の肌を焼ききるのですが、痛みはゴムで肌を弾く程度。痛みに弱い方は麻酔効果のあるクリームで痛みを抑えることも出来ます。レーザーの強さを変えることで、肌のダメージを最小限に抑え、効果的にシミを消すことができます。

 

肌を焼いたことで出来るかさぶたは5日間程度で消え、赤みも1〜2週間でほぼ無くなります。
もっともメジャーなシミの治療法として認知されてきたこともあり、気軽に受診される方も増えてきました。かさぶたや赤みが気になる場合は連休や人にあまり合わずに済む期間に合わせて治療に臨むと良いでしょう。

 

塗り薬でも治せる

しみ治療というと、レーザーでの治療が主流ですが、塗り薬による治療も可能です。
特に、医師にしか処方が許されていない医薬品であるレチノイン酸含有ジェルを用いたレチノイン酸治療は、しみに対し非常に高い効果が期待できます。

 

医師の診断・指導の上使用をすることで、しみを消すことができます。特にできてすぐの薄いシミであれば、1〜2週間で消し去ることも可能です。

 

さらに、レチノイン酸はシミだけではなく、シワやたるみにも効果が期待でき、みずみずしく、キメが整った肌に導いてくれます。

 

ピーリングでターンオーバーを促してしみを消す

その他、エイジングで出来る濃いシミではなく、紫外線の影響やニキビの後に出来る薄いシミであればピーリングも効果的です。
ピーリング剤にはお肌の生まれ変わりを助ける効果があります。人間は新しい肌を作り出し、垢として古い皮膚を落としていくターンオーバーという機能があります。これによって自然にシミを薄くすることができますが、ピーリングはそれを早めることができるのです。

 

ピーリングはエステや皮膚科で行う他、市販のピーリング剤で自宅で行うことができます。しかし、必要以上に行うことで肌が薄くなり、荒れやすい敏感肌になってしまうこともあります。
自宅で行う場合は使用方法をよく守り、必要以上に行わないこと。肌が弱かったり等不安がある方は皮膚科で行うようにしましょう。

 

しわ治療について

続いて『しわ治療』です。
シワは主に目元、眉間、口元等、肌を動かしやすい部分に出来やすく、視線が集まる場所だけに非常に悩みの種となります。

 

シミと違い、シワの場合は顔にメスを入れたりと大がかりな治療を想像しがちですが、外用薬(塗り薬)を中心に、ヒアルロン酸の注入、ボトックス注射など、メスを使わずに若々しさを取り戻す治療法もあります。

 

イオン導入などを組み合わせることで、くすみ、皮膚表面の乾燥、皮膚表面のハリ、肌色の悪さ、毛穴などにも効果があります。

 

特に、目の周囲・目の下のくぼみ、上まぶたのくぼみ、目尻のくぼみ、眉間のしわ、表情筋によるしわについては、若々しい皮膚のふくらみを作ることができるヒアルロン酸注入やボトックス注射は美容外科でのシワ取りの方法として定番となっており、非常に効果的です。

 

ヒアルロン酸注射とボトックス注射

ヒアルロン酸注入はボトックス注射に比べると比較的大きなシワやくぼみに対応し、内側からふっくらとした張りのある肌をつくることができます。

 

ヒアルロン酸に比べボトックスは、目じりや額の細かいちりめんシワに高い効果を発揮します。

 

表情シワは眉間や額、目尻の筋肉が長年収縮を繰り返すことでできます。筋肉の動きを抑止する効果を持つA型ボツリヌス菌毒素を、しわの原因となっている部分の筋肉に少量注射することにより、表情シワを抑制するのがボトックス注射です。

 

シワを取りたい部分の皮膚の上から注入するだけなので比較的短時間で処置が出来、皮膚麻酔を行った上で、極細の針で注射するので痛みはほとんどありません。

 

どちらの治療法も注射の痕として赤みがでることがありますがメイクで隠せる程度のもので数日でひきます。内出血が出た場合も10日〜14日程度でなくなります。

 

 

その他、血液を採取して作った自己多血小板血漿(PRP)を注入し、老化した皮膚を若返らせるPRP療法など、クリニックによって最新の治療法がたくさんあります。

 

予防が中心となる自宅でのセルフケア、緩和が目的のエステ、そして治療が目的なのがクリニックと言えるでしょう。

 

一口にエイジングケアと言っても、どこで満足ができるかは個人差があります。手間や費用、そして効果を照らし合わせ、自分にピッタリ合ったエイジングケア方法を見つけましょう。